女性ホルモン

腹筋が齎す便秘への影響

排便をする時、お腹の下の辺りに力を入れていきむことがあります。
こうしていきむことで、外側から腸へと圧力がかかり、排便を促してくれるのです。
このいきむときに使う腹筋は、身体の深い部分に存在するコア・マッスルと言われるものです。
お腹の真ん中に縦に伸びた「腹直筋」や、お腹をぐるりと腹巻のように取り囲んでいる「腹横筋」がいきむときに必要な筋肉です。
これらの筋力をアップさせることで、いきむときだけでなく普段からお腹に圧力がかかり、便秘解消の助けとなるのです。

それでは、こうした腹筋を鍛えるには、どのような運動が効果的でしょうか。
便秘解消のためにコア・マッスルを鍛える場合、激しい筋力トレーニングは必要ありません。
ポイントはゆっくり、じっくり、使っている筋肉を意識しながら行うことです。
ゆっくりと腹式呼吸をしながら、鍛えたい部分のお腹に手を当てて腹筋運動を行うと、筋肉を意識しやすくなってお勧めです。
仰向けになり、腰痛予防のためにも膝は軽く曲げましょう。
大きく息を吸い、お腹に手を当てて、頭をゆっくりと起こしていきます。
上体を全て起こす必要はなく、おへそが見える程度で十分です。
この時、身体を起こしながら息を全てお腹から吐ききりましょう。
息を吐ききったら頭を上げた状態で数秒キープし、上げた時と同様にゆっくりと上体を戻していきます。
やってみると分かりますが、この腹筋運動を数回するだけで、かなりの負荷がお腹にかかります。
腹式呼吸によってリラックス効果も得られますので、便秘解消にはうってつけと言えます。
1日に数回程度で構いませんので、自分に合った回数で毎日続けてみましょう。

この運動の良い点は他にもあります。
深層筋が発達することで、お腹も引き締まり、見た目のスタイルもよくなります。
また、自然と姿勢もよくなりますから、腰痛や肩こりにも効果的です。
大切なのは少しずつでも良いので続けていくことです。
もし、習慣的な運動がどうしても難しいといった場合は、就寝前や目が覚めた時に布団の中でやってみるのも良いですね。